更年期障害を改善するために




急に大量の汗が出る、顔があつい気がするといった事が起きた場合、風邪などに感染していない時は更年期障害になっている可能性があります。 更年期障害は更年期である閉経の数年前から起こりますが、症状も個人差があり、更年期障害の期間も違います。 更年期障害はエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが急激に減少することで起こるため、婦人科ではホルモン補充療法を行うことが多いです。

ホルモン補充療法ではエストロゲン単剤やエストロゲンと黄体ホルモンが一緒になった配合剤、黄体ホルモン製剤が使用されます。 黄体ホルモン製剤は錠剤のみですがエストロゲン単剤は錠剤の他に貼り薬と塗り薬が、配合剤にも錠剤と貼り薬があります。 長く使用してしまうと子宮がんのリスクが高くなる可能性もあります。

この他、更年期障害を改善するために使用されるのは漢方薬です。漢方薬は起きている症状ごとに処方されることが多く、 少しずつ体を整えていくことができます。副作用も少ないことも特徴の一つです。

主に処方される漢方薬には加味逍遥散、桂枝茯苓丸、帰芍薬散があります。桂枝茯苓丸は良く使用される漢方薬で頭痛やめまい、 ホットフラッシュ、肩こりの症状を和らげることができます。加味逍遥散は自律神経を整え、不眠の改善やイライラ、不安など精神的な症状を和らげることができます。

この他頭痛やめまい、下半身の冷えにも効果があります。 帰芍薬散は貧血が起こりやすく、冷え性の人に出されることが多い漢方薬です。貧血防止や冷えの改善はもちろんのこと、疲労感の回復、頭痛、めまい、動悸などを改善していきます。

サプリメントに関しては大豆イソフラボンやビタミン類、亜鉛、カルシウムなどの栄養素が含まれているものが良いでしょう。 大豆イソフラボンにはエストロゲンのような働きがあり、ホルモンのバランスを整え更年期障害の症状を改善してくれます。 この他、ロイヤルゼリーやマカ、高麗ニンジンといった栄養成分の高い物が含まれているサプリメントも効果があります。

更年期とホルモンバランスとの関係




女性は年齢を経ていくごとに、身体にさまざまな変化があらわれるといいます。その身体の変化に大きく関与しているもののひとつに、女性ホルモンの存在があります。 エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンと、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンがあるのですが、この2つの女性ホルモンがバランス良く分泌されて働くことで、 女性には規則的な生理周期が起こっています。しかしながら、エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンは、 30歳代ころから徐々に分泌される量が減っていき、40歳代になると卵巣機能が低下するため急激に減少するといわれています。

そうしますと、女性の身体にはさまざまな不調があらわれることになり、これらの不調を更年期症状と呼んでいます。 更年期症状があらわれる時期は、一般的に閉経を迎えた前後の10年間の時期をいいます。 日本人の閉経となる時期の平均は、50歳ころとされていますので、45歳ころから55歳ころの期間が更年期にあたるといいます。

エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンの分泌量は、更年期にあたる時期に急激な減少となりますので、 このことでプロゲステロンとのホルモンバランスが崩れて、身体にさまざまな不調が引き起こされるといわれています。 更年期を過ぎますと、エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンの分泌が、ほぼなくなってしまうとされていますので、身体にあらわれるさまざまな不調は治まっていくことになります。

更年期の症状として、だるさや手足の冷え、のぼせやほてり、動悸や耳鳴り、頭痛やめまい、イライラしたり不安感があらわれることが多いといいます。 症状が強くでる日や軽い日などがあって、ひとりひとり症状にも違いがみられ、身体の不調を感じない人もみられます。

ストレスを解消するための、スポーツや趣味を持って活動することが望ましいといいます。 日常生活に支障がでる場合には、医療機関を訪れて専門医の診察を受けられるのがいいでしょう。

PMSにお悩みの方は PMS症状改善ナビ も参考にしてみてください。

更年期障害の症状




更年期障害は閉経の数年前である40代後半から起こる症状です。近年では女性だけでなく男性も不調を感じる人が増えています。 更年期障害は加齢により卵巣の機能が低下し、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで自律神経も乱れ症状が起こります。

主な症状にはのぼせ、冷え、頭痛、肩こり、耳鳴り、発汗、動悸といった身体的な症状の他、イライラする、気分が落ち込む、 不眠といった精神的な症状が出てきます。のぼせの場合は季節に関係なくいきなり顔に大量の汗が出て、のぼせた状態になり、 数分後には逆に冷えのような症状が出ます。体温は高くならないことが多く、自分だけが暑いので人が集まる場所などでは衣服の調整など工夫が必要になります。

更年期の中期から後期にかけては上記の他に体の内側の症状が出てきます。泌尿関係では尿漏れ、頻尿、尿が我慢できない、ということが起こり、 筋肉に関しては脚がだるい、子宮脱、関節痛、腰痛、背骨が痛いということが起こります。美容面に関してもしわが増え、皮膚がたるんできます。 更年期障害は個人差があり、全く感じず過ぎてしまう場合もあります。逆に40代になるまえに、更年期障害のような症状が出ることもあります。

急に顔だけがあつく感じたり、なんとなくイライラしたりすることが増えた場合更年期障害になりかけている可能性があります。 記憶力が低下する、寝つきが悪くよく眠れない、トイレが近くなる、疲れやすい、肌がかさかさする、肩や背中、腰が痛いといった場合も更年期障害の初期症状であることが多いです。

更年期障害かどうかは婦人科にてホルモンの数値を検査するとわかるので、あまりにも症状が気になる場合は受診するようにします。 更年期障害はエストロゲンの減少に体が慣れてくると症状は落ち着いていきます。 ストレスによっても症状が悪化してしまうので、いつかは終わると前向きに考え、ゆっくりと生活をするように心がけることが大切です。