健康について

高麗人参が含むサポニンにはどんな効果がある?


高麗人参を口にされたことはありますか?お酒やお茶を飲んだことがある方や、中には、そのものをかじったことがあるという方もいるかも知れませんが、大抵の方はあの独特の土臭いような臭いが苦手だと思います。高麗人参はとにかく健康に良いというイメージや長寿というイメージがついていますが、なぜなのでしょうか?


高麗人参にはあらゆる栄養素が豊富に含まれていますが、中でも特筆すべきは「サポニン」と呼ばれる成分です。サポニンは様々な植物に含まれていますが、高麗人参には圧倒的な量が含まれています。韓国産のものには、最大で約30種類ものサポニンが含まれています。また、他の植物には含まれていないサポニンも存在しています。


このことから高麗人参に含まれているサポニンは特別に「ジンセノイド(有効成分の集合体)」という名前もついているぐらいです。サポニンの働きは大きく分けると2つあります。まず、代謝及び結構の促進です。サポニンには、タンパク質と糖質・脂質を改善する効能と、血管を広げて血行を良くしてくれる作用があります。これによって基礎代謝が高められてエネルギーを燃焼しやすい体となり、ダイエットにも効果があると言われています。


また、多くの人が悩んでいる高血圧や動脈硬化を防ぐこともできます。さらに、アンチエイジングも期待できるので、しわやニキビなどの肌荒れにも良いとされています。サポニンの働きのもう一点は、免疫力の工場です。


殺菌や抗菌の効果があり、風やインフルエンザなど、様々な病気の予防になります。また、最近の研究ではがん細胞を減少させて増殖や転移を防ぐといった効果があることも発見されています。免疫力が高まることで自然治癒力も高まり、疲れやストレスを感じにくくなるという効果もあります。


高麗人参が健康に良いのは知っていたけど、こんなにもたくさんの効果・効能があるなんて本当に驚きですよね。ぜひ、日々の生活に高麗人参を取り入れてさらに健康になってくださいね。


サポニンの血流を改善する効果


サポニンは、植物の根、茎、葉などに広く含まれている成分です。サポニンを含んだ植物には苦味があるのが特徴ですが、その苦味の元となっているのがこの成分です。大豆や高麗人参、桔梗やアマチャヅルなどには、特に多く含まれています。性質としては水と油、両方に溶ける性質を持っており、なおかつ脂質を溶かす作用を持っています。


そのことから、昔から石鹸の原料としても使用されていました。また健康に対しても効果が期待できるとされており、最近では健康食品などでも多く利用されるようになってきています。では、サポニンにはどのような効果が期待できるのかと言うと、まずは血流改善効果です。


血流が滞りがちだとそれが詰まってしまったり、また血栓と呼ばれる小さな塊のようなものができやすくなります。そうすると心臓病や脳血管疾患発症のリスクが高くなります。ですから血流を促進することは、健康維持にとっては重要なことです。サポニンには、血栓ができにくくする作用があると言われています。


また特に高麗人参に含まれているサポニンには、血小板の凝集を抑制し、全身の細胞に栄養や酸素を届ける毛細血管の血流を改善する作用があることも明らかにされています。栄養や酸素が十分に届けられると、細胞の働きはより活発になることから代謝の上昇も期待できます。それからもうひとつは、酸化防止機能です。


人間の体では、ストレスや紫外線、食品添加物などによって活性酸素と呼ばれる物質が発生しています。この物質は非常に強い酸化力を持っているのが特徴です。そのため量が増え過ぎると細胞を酸化させるのですが、このダメージが原因で老化現象や疾病が引き起こされることが明らかになっています。サポニンには、この活性酸素によるダメージを抑制する作用があるとされています。


特にアルコールや薬の解毒、疲労回復に大きな役割を果たしている肝臓に対する活性酸素ダメージを防ぐ効果が高いとされていることから、肝機能の向上も期待できます。